PITNAVI CONTENTS

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TASCAMの「DR-V1HD」ムービーカメラがこだわったのは、その音質。

路面から跳ねあげられた塵がホイールハウス内にあたる音、唸るトランスミッション&デファレンシャルギヤの歯音、可変バルブタイミング機構のVTECが高速側カムに切り替わる瞬間。ターボ車ならばブーストが掛かりタービンブレードの回転数が増していくその様など。一般的なムービーカメラでは捉えきれない“繊細な音”をリアルに収録し、あの時の感動や緊迫した空気感を再現してくれるポテンシャルは「DR-V1HD」ならではのスペックだ。

ありきたりに使われる“臨場感”という言葉とはレベルが違う。プロユースの音響機器メーカー「TASCAM」が“音”にこだわると、コンパクトムービーカメラのサウンドもここまで進化するのだ。音響マニアだけでなく、是非サンデーレーサーにも本物の『臨場感』を味わってほしい。そんなムービーカメラ「DR-V1HD」を速攻レポート!!

価格:オープン (実勢価格3万円前後)

TASCAM オフィシャルサイト
DR-V1HD オフィシャルサイト






ムービーカメラの基本となるカメラ部は、ハイビジョンの1280×720pのHDモードを搭載。広角側は64度の画角があるので満足のいく車載映像をゲットできる。またデジタル4倍ズームも搭載。
例えばeneloop(別売)使用時なら、HDモード動画撮影で4.5時間の長時間の駆動が可能に。専用バッテリーではなく、単三型の電池ってのはどこでも手軽に入手できるから安心だね。
リニアPCM録音専用機と同等の単一指向性ステレオコンデンサーマイクを搭載。そのリアルな音の再現性は動画をチェック! まるで自分が運転してるかのような臨場感に感動するはず!




「DR-V1HD」のカメラレンズ部は、正面から背面へと、クルリと180度回転させることができる。と同時に、マイクの向きもレンズと同調するので、常にベストな状態で収音できるのだ。スペース的に制約の多い車載時だからこそ、モニターを確認しながらの画角調整の時などに威力を発揮する。自分撮りをする時にも重宝するね。




音圧120dB SPLの大音量を確実に捉える耐高音圧設計なので、レーシングカーやドラッグマシンなどの内装ナシ、マフラー直管のような爆音マシンへの車載でも安心だ。
入力レベル調節が可能なロータリーインプットボリュームがポイント。クルマが発する最大音量を、レベルメーターが振り切る手前にくるように感度調整することで、よりダイナミックなサウンドを集音してくれるのだ。
記録メディアは、手に入りやすいmicroSD/microSDHCカードを採用。2GBのmicroSDカードが付属されているので即使うことができる。



車載映像を撮るのに、ムービーカメラ以外に必要となるのが「カメラマウント」だ。晴れ舞台の撮影なんだから、ちょっと奮発してガッチリしたものを買っておけば後悔はない。以下、一般的に入手可能な3タイプを紹介しておくから、コレを参考にクルマや予算に合わせたものを探してちょうだい!







実勢価格:
1000円〜3000円程度

安価で手軽な簡易吸盤タイプ。ただ「硬いサスペンションでサーキット走行」という過酷な条件が揃ってしまうと剛性に乏しいプラスチック製マウントが縦横Gに耐え切れず、やや振れた映像になってしまう。けれど、軽量ボディのDR-V1HDの使用と考えれば、色々と探せばキチンと使えるタイプもあるはずだ。
実勢価格:
1万円〜3万円程度

プロも使っている本格的な吸盤タイプ。吸盤部分にはエア抜きポンプが付いていて、このボタンをシュコシュコすることでガラス面と吸盤内の空間を限りなく真空に近づける。愛車にロールケージを装着していない人にはこのタイプがオススメだ。
実勢価格:
1万円〜3万円程度

こちらもプロ御用達の本格タイプ。ロールケージが装着されているクルマなら、このタイプをチョイスしておけば間違いないだろう。どのタイプにも言えることだけど、カメラの向きを変える“関節部分”の数が多い方ほど画角を決める自由度が増すので購入時の参考にしてほしい。

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